ステンドグラス モモタマナについて

モモタマナ。
沖縄ではクワディーサーと呼ばれている木。
枝を横に伸ばして大きな木陰をつくるあの木です。
おおらかなこの木が大好きで工房名にしました。

私は20代の頃、ふとしたきっかけでステンドグラス教室に通い始めました。夢中になりましたが、引っ越しのため2年程で辞めてしまいました。
いつか再開したいと思いながらも経済的にゆとりがなく、通いやすい条件の教室も見つからないまま月日が流れ…

やっと再開できたのは、Uターンで地元沖縄に帰り、少しゆとりが出来てからでした。
辞めてから17、8年くらい経っていましたが、やっぱりステンドグラス大好き!と実感しました。

美しい板ガラスが、自分の手によって素敵な作品となり、部屋で過ごす日常に彩りとトキメキを与えてくれる!
この楽しさを共有できる人、きっといるはず!

ステンドグラスを気軽に感じてもらい、やってみるきっかけ作りや、方法や環境を提供することは、私でも出来るのではないかと思うようになりました。

この度、ステンドグラス教室を始めますが、自分が教室に通えなかったあの頃に「こんな教室があったらな」と探していたことを実現したいと思っています。

工具類は、無理に購入しなくても気軽にスタートできるように。
仕事帰りでも手ぶらで通えるように。
自分の好きな、作りたい物を作れるようになるために。

ステンドグラス大好き!楽しい!
そんなキラキラした気持ちでいっぱいの教室になったらいいなと思っています。

教室を開くため、ステンドグラス スタジオ・シリウスで改めて技術を学びました。
学びながら、教室のアシスタントとして2年ほど、生徒指導の現場を間近で体験することもできました。
尊敬できる指導者に恵まれ、スタジオをあげて支援していただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
モモタマナ教室のシステムの大部分は、シリウスの制度を取り入れさせていただいてます。

お世話になったシリウスへの恩返しを、これから始まる教室の生徒さんへ繋いでいけたら。。。
そんな気持ちでスタートします。
どうぞよろしくお願いいたします。

2020年6月 當銘あかね